消化器外科・乳腺外科

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消化器外科・乳腺外科について

更新日:2021年12月15日

外科の対象疾患といたしましては、胃・大腸・肝臓・胆道・膵臓・乳腺といった主要臓器の悪性腫瘍(がん)に対する手術・化学療法が中心となっております。また緩和ケア病床を保有し、がんによる痛みや不快な症状を和らげ患者さまとご家族が安心して過ごせる環境を整えています。

手術内容に関しましては、胃・大腸切除や乳腺切除などの標準的な手術から、肝切除や、膵頭十二指腸切除のような肝胆膵症例まで幅広く対応させていただいております。

胃・大腸のポリープや早期癌におきましても、EMR(内視鏡的粘膜切除術)やESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)などの内視鏡的治療を積極的に取り入れております。

また、抗癌剤を用いた化学療法に関しましても、外来診療を中心に行っておりまして、日常生活を維持しながらも治療の継続が可能となるよう配慮しております。

現在4名の常勤外科医師はすべて『外科専門医』であり『がん治療認定医』を持つ医師も所属し、骨太の体制を整えておりますので外科治療がより安定したものとなっております。

人はみな病気になると不安になります。ましてや手術を受けるとなると一大事であります。きめ細かな対応を心掛け、清水地区のみなさまに「安心」と「信頼」を提供できる外科を目指していきたいと思います。


診療実績

手術件数実績(2018~2021.7.31)

単位:件

麻酔・術式 年度 2018年 2019年 2020年 2021年(~7.31)
総手術件数 220 221 237 131
全身麻酔症例 件数 119 123 117 73
食道がん 1 0 0 0
胃がん 13 6 7 3
大腸がん 16 18 22 14
肝切除 2 4 2 1
膵切除 1 4 4 0
乳がん 26 19 15 8
その他 60 72 68 47
腰椎麻酔 件数 25 13 19 7
内訳 ヘルニア 22 13 19 7
その他 3 0 0 0
局所麻酔 件数 26 24 35 9
腹腔鏡下手術 件数 50 61 66 42
内訳 胃切除 0 1 0 0
大腸切除 4 13 16 9
虫垂切除 7 10 12 6
胆のう摘出 15 14 22 16
ヘルニア 24 23 16 11
イレウス(腸閉塞) 0 0 0 0
ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術) 6例6病変 2例2病変 1例1病変 0例0病変

消化器系内視鏡検査検査実績(2016~2018)

単位:件

検査手技 年度 2016年 2017年 2018年
上部消化管内視鏡検査
(GF)
総検査数 1872 1615 1634
うち、主な症例 EMR,polypectomy 1 3 3
食道ESD 1 2 1
胃ESD 1 4 5
止血術 7 3 6
異物除去 1 2 2
消化管ステント 5 2 4
下部消化管内視鏡検査
(CF)
総検査数 446 449 459
うち、主な症例 EMR.polypectomy 65 67 69
止血術 1 6 11
消化管ステント 1 8 5
ERCP
(内視鏡的逆行性胆道膵管造影)
総検査数 31 47 26
うち、主な症例 EST 15 22 16
ENBD
(内視鏡的経鼻胆道ドレナージ)
ERBD
(内視鏡的逆行性胆道ドレナージ)
8 12 3
金属ステント 2 5 3
PTBD
(経皮経肝胆管ドレナージ)
PTGBD
(経皮経肝胆嚢ドレナージ)
総検査数 11 5 9
TACE
(肝動脈化学塞栓術)
総検査数 9 7 5

※2011年1月1日の手術症例から登録がスタートします。

お問い合わせはホームページ内のフォームからお願いいたします。
(社) National Clinical Database


担当医師

成島 道樹

副院長
岡山大学医学部卒

所属学会
日本外科学会、日本消化器外科学会、日本肝胆膵外科学会、日本乳癌学会、日本食道学会、日本癌治療学会、日本静脈経腸栄養学会

認定医・専門医評議員
日本外科学会専門医、日本肝胆膵外科学会評議員、日本がん治療認定医機構 がん治療認定医、、マンモグラフィー認定読影医、日本プライマリ・ケア連合学会暫定指導医、日本病院総合診療医

松永 晃直

診療部長
千葉大学医学部卒

専門医
日本外科学会専門医、日本消化器内視鏡専門医

知久 才穂子

診療副部長
旭川医科大学医学部卒

認定医・実施医
日本外科学会専門医、下肢静脈瘤に対する血管内レーザー焼灼術の実施基準による実施医